深山鬼哭


あんまりお客がこないので
まじめに物語を書こうとして書きかけました。

同人誌に出そうと思ったのですが・・・・
本名で書いているので止めました。
平均年齢60くらいなので刺激が強すぎて・・・・
恥かしい・・・です。

以下は昨日書いた文章です。

  ・・・・・・・・・・・・・・

 遠くの友達に綺麗な画像をいただきました。初めは桜と勘違いしてブログに上げたところ注意されてしまいました。
 梅は赤と白の二色しかないものと信じていましたので、この花は桜だとばかり思っていたのです。
 鮮やかなピンクに咲き誇る花は妖艶なまでに美しい。
 読み物には「桜の木の下には死体が埋まっている」という記述が数多く見受けられますので、この花ならば死体を埋めるほどにも美しいのではないのかと思われました。
 本州の南の端の、どこかの山奥か、もしくは寺の古木かのしれません。
花を美人に例えることも無論できますが、この花をどんな女優に例えられましょう。
 華のある人物と艶やかな人を形容することができたとて、この花よりもなまめかしく、かつ妖艶な姿をした人は見つかりますまい。
 
 このしだれ梅を眺めながら、久しぶりに物語でも書いてみようと思います。

※       ※

 伍作が山奥へ分け入ったのは田畑を荒らす猪をこらしめるためだった。若い与一は重い鉄砲を担いで伍作の後に続いていく。
 名人の伍作につき従って新しい技を身につけられればと、何番目かの弟子として共に山へ入ると決めたから、重い鉄砲を師匠と自分の分と二丁担いでついてゆく。
 道なき道というのだろうか、そこをすいすいと伍作が入っていく。そのあとを遅れて与一がついてゆく。鋭い笹の先や雑草の先端が二人の先でざわざわと揺れている。
「はぁ、おっしょう様。どのくらい行けばいいだか」
息を切らしながら、何度も与一が嘆いた。
「まだまだだぁ」

笑いながら身軽な伍作は先を行く。
 行けども行けどもの山道に二人の背中は汗をかきはじめてぐしょりとなり、やがて、冷えるころ、吾一は止まった。
「しッ、鉄砲よこせ」
与一がかすかな草を踏む音も咎めて伍作は鉄砲を受け取った。懐から取り出した鉛玉を慎重に鉄砲に込める。与一はその動作に注目する。伍作の顔に含まれた自信と器用な手先に見惚れているうちに銃口はどこか遥か遠くへと向けられた。
 ズドーーーーン
 一発の銃声の後で、伍作は鉄砲を掴んだまま、鹿のように飛び跳ねてさらに山奥へと駆け抜けていった。
 仕留めたか?
 与一は追いつけぬが、獲物の猪へと駆け寄るために伍作のあとを追う。下草はさらに深くなり、頭上には夜と見まごう木々である。伍作の行方はようと知れない。
 道に迷うたのは伍作であろうか、それとも与一か。
 迷うはずのない山でいつしか与作は方向を見失った。

 高く昇りつめて、見晴らしを確認するつもりが下ってしまい、喉を潤すために沢を求めてはさらに混乱をする。
「おっしょう様~~~~~」
何度かどなってはみたものの、迷いは深くなるばかりである。

 どこかの道に出た。
 細い道の先には小さな畑と小屋。
 小屋の前で座り込み、泥のように眠る。空が赤く燃えるころに体を揺すぶられた。
「起きて、あんた、なんでここにいるの?」
見知らぬ女が顔を覗き込んでいる。与一が答えぬうちに女は頷き、小屋の中へと招きいれた。
 小屋の中で火打ち石で囲炉裏の中に火を灯しながら女が尋ねる。
「どこから来なさった。旅の人」
「××村だ」
「それは遠い」
女は目を丸くして与一を覗き込んだ。それにつられて与一も自然と女の顔を覗くことになる。魅入られるほどに美しい。特に唇からは目が離せない。 さらに屈んだ拍子に胸元の谷間すら見えてしまうのである。
 困惑しながらも与一は女に夕餉を振舞われ、その
くせ女の服をはいだ。
 縮こまりながらも身をかばう女の露わになった裸の姿に与一は血の気が引いた。幾筋かの残酷な傷跡が女の体にあったから。揺らめく夜の囲炉裏の火でも解かるほどの傷跡が赤黒い。
「なんだ、それは」
女はがたがたと震えながら
「悪い男が来て、わたしをこんなにした」
小さく答えた。
 その傷跡に与一は持っていた薬を塗りこめてやった。こんな惨いことをする奴がこの世に存在するとは・・・・。憤りとともに、女への憐みがわいてくる。
「この薬は効くだよ」
「ああ、あんたは優しいお人だね」


    ・・・・・・・・・・・・・・・

 いやいやいや・・・・・ここから陰惨になるんだわ。
 (まぁ、この文章にはコメントは要りません。続くかどうかは気分しだいです)


追記・・・

書いてから考えたのですが・・・・
 「鬼哭」とつけたからには、1人殺すくらいでは済まないですね。
三人しか登場人物いないのに・・・・、どうしても「鬼哭」にはならないという・・・・。
 そこで、タイトルを変更しましょうか・・・・、それは、ただ今、思案中

 女も女では可哀想なのですが・・・下手な名前をつけると問題あるし・・・・。
こちらも難しいなぁ・・・・・。
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